上原農場について
大正4年創業以来、4世代に渡って
この地でそばとじゃがいもを造り続けています。
土と農業の話
私達の住む地球は、太古の昔から幾度となく火山が噴火を繰り返しました。 地表は穴だらけの溶岩石がむき出しになっていました。 土は、海から陸上に進出した微生物、動植物、地球環境などが複雑に関わりあってできた奇跡の産物です。 海に囲まれた日本では、わずか 1 センチの土が出来上がるのに 100 年を必要とします。 アフリカの砂漠の大地なら1000 年もかかります。 現在、世界では農業者の管理が不足した為に、土の劣化が進んでしまい、農産物の収量が低下して食料不足が加速しています。 世界各国で森林伐採が行われるなど、新しい農地の奪い合いが起きています。
我々農業者は、すべての人の命をつなぐ為に、この極めて大事な食料生産を未来まで持続しなければならないと考えます。 その為には、有機物を含んだ肥沃な土を劣化させない方法を常に考え続けます。 環境に配慮し、太陽の力でたっぷりと光合成した、すべての人が安心して食べられる食料の生産に取り組みます。
上原農場について
はじめて馬がこの土地を耕した時代から105年が経ちました。 上原農場の納屋からは、今でもクツワや蹄鉄が出てきます。 爺さん、ひい爺さんが苦楽を共にした馬たちの遺品です。
現在、わたしで四代目。
馬をトラクターに乗り換えて、260ヘクタールの農地を耕しています。 目の前には武佐岳、海別岳が拡がっています。知床山脈はここから始まります。
まさに「最果て」です。
東京から農場を訪ねてくださるお客様は、「ここは景色がいいね」と、おっしゃいます。 そんな壮大な風景の中で、上原農場の農産物たちは育ちます。
この広大で豊かな恵みを受けた土地で作る農産物。
それは人々の健康づくりにお役に立てるよう、おいしく、体に優しい「最果て」だから作ることができる農作物を届けたい。 こんな「思い」に辿りつくために、わたしたちは四世代・百年をかけてきたのかもしれません。
株式会社上原農場
代表取締役 上原 安浩
会社概要
会社名 | 株式会社上原農場 |
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住所 | 北海道 標津郡 中標津町 俵橋650-3 |
TEL | 固定電話番号:0153-72-6657 携帯電話番号:090-3061-3327 ※農作業に出ているため、折り返しのご連絡となる場合があります。 |
FAX | 050-3512-2631 |
office7@ueharafarm1915.co.jp | |
代表者 | 代表取締役 上原 安浩 |
主な農産物 | 蕎麦、種子馬鈴しょ、生食馬鈴しょ、とうもろこし |
作付面積 | 蕎麦 220ha / 種子馬鈴しょ 15ha / 生食馬鈴しょ 15ha / とうもろこし 10ha |